3年生 ゲストティーチャーを招いて稚内市の移り変わりを勉強しました。
3年生は稚内市教育委員会の学芸員、斉藤さんをゲストティーチャーにお迎えして「稚内市の移り変わり」について講演していただきました。
稚内の昔の様子がわかる写真をたくさん用意していただき、稚内駅や郵便局、小学校が昔はどんな様子だったのか、今の建物はいつ頃建設されたのかを丁寧に説明してくださいました。
「もっこ」というにしん漁に使っていた道具も実物を見せてもらいました。
「もっこ」は捕ったにしんを背負って運び、傾けることで簡単に中身を出すことができる木製の入れ物です。
見せてもらったのは、当時利尻でニシン漁をするときに使っていた子ども用の「もっこ」で、孫の誕生を記念して、祖父が手作りしたものだとか。
アイヌ語のヤムワツカナイ(冷たい水のある沢)が由来になって、地名が稚内になったことや、ソーラン節がにしん漁のときに歌われていた労働歌であり、にしん漁の動きが振り付けの元になっていることが特に興味深かったそうです。
自分たちの知っている場所や地名が多く出てきて、興味津々に聞いて、メモをとっていました。