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2020年5月の記事一覧

6月1日から再開

 分散登校を経て本格的に教育活動が再開されます。

 18日からの二週間は、やはり日常とは違う感じでした。疲れを感じている様子や、すっきりしない様子、一ヶ月ぶりなので仕方ないです。だんだんと、落ち着いて学習に向かう生活のリズムをしっかりとつけていってほしいです。しかし、友達と過ごす楽しさを感じ、徐々になれてきたようで、笑顔がたくさん見られました。先生たちも、この間子どもとの対話を通して生活の様子を聞き取ってきたところです。一人一人に寄り添って指導をしていくこと、当たり前のことですが大切にしていきます。

 久しぶりにクラス全員そろっての学校生活になります。制限のある生活で、「距離」はありますが、これまで味わえなかった学ぶことの楽しさ、仲間と共に過ごす楽しさを感じてほしいと思います。

 私たちの生活もそうですが、3密を避ける生活の中でできることを考えながら、工夫しながら行っていくことが日常になっていくのでしょう。

休業開け登校開始(分散登校)

 約一ヶ月ぶりに「子どもがいる」学校になりました。全校児童の半分ですが、子どもが活動しました。机が空いているので、違和感もあったでしょうが、元気な声を聞くことができましたし、真剣に学習に向かう姿を見ることができました。

 まずは、子どもの生活や学習の様子をつかむことと、子どもがペースをつかむことです。担任を中心に全教職員で子どもの思いも受け止めながら学びの保障をしていきます。

 登校時の手洗いから、下校後の消毒作業まで、新学期同様予防対策が繰り返されます。世の中全体がウイルスとの「共存」と言われるように、学校も感染予防と学習保障の両立が求められています。難しい課題ですが、子どもの命と健康を守り、安心して楽しく学ぶことができる取り組みを進めなければならないと考えています。

1年生にマスクの寄贈

 これまで、子どもたちに、マスク提供が数多くありました。大型連休明けにも、地域のおばあちゃんから、1年生全員分の手作りマスクをいただきました。
 多くの人が、学びを支えてくれています。このような子どもを思う気持ち、励ましを、私たちは大切にし、指導にあたらなければなりません。

 また、これまで地域では、多くの人がこの病気と闘っていること、再開にあたり、子どもたちにも発達段階に応じ考えさせます。感謝の気持ち、自分もできることを頑張る気持ちがもてるよう指導します。少しでも明るい希望をもてることが今必要ですね。

 6月以降のことについて、私たちもわかりません。学校は、学びを保障し、子どもを励まし、希望を与えられるよう努力します。

休業延長と登校日

 31日までの休業延長、また長い休業になりました。
 子どもたちはどんな生活を送っていたでしょうか。引き続き、子ども、家庭とつながりをもち、子どもの生活状況をできるだけ把握していきたいと思います。現状では、十分に気持ちを通じ合わせることができないのがもどかしいです。

「段階的に学校教育活動を再開できるよう、準備を行う」とし、18日から登校日(分散登校)となります。
 直接支援できることについては、喜びです。
 感染リスクをできる限り低減し、授業を行います。まずは、子どもの生活や思いをつかむことを大切に、指導を再開します。
友達と会えないさみしさや、思うように進まない家庭学習などなど、様々な思いがあるでしょう。そんな思いを感じ、受け止められるようにしたいと思います。

 学習、生活のリズムを取り戻すことはもちろん、楽しく活動できること、一つでも学ぶ喜びを感じることを大切に、先生たちもその準備をしています。
 感染予防について、改めて子どもとも確認しますが、ご家庭でも引き続きご協力をお願いします。
 ただ、密集を避けるため、クラスを半分にします。一定の間隔を空け、教室には20人程度まで、と指針があります。残念ながらクラス全員が顔を合わせることはできませんが、感染予防対策のため、仕方がありません。

 1クラスを空き教室など2つに分けて担任が他の教員と指導する方法もありますが、担任はみんな、全員をしっかりみたいという思いでした。クラス一人一人にしっかりと関わりたいという気持ちです。