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2020年6月の記事一覧

楽しみなことは何ですか?

 「学校が始まって1週間アンケート」をとりました。学校が始まり①楽しみなこと②不安や心配なこと③その他についてききました。まだ全学級集約はされていませんが、一人一人の思いを感じることができました。

 まず、「学校へ行くのが楽しみ、うれしい」「友達と会えること、勉強したり遊んだりすることが楽しい」と答えている子が圧倒的に多いのです。高学年になると具体的な活動になっていきます。

 また、心配な面では、コロナに関することが1割程度、それよりも特に上の学年で、行事について、実施できない残念な気持ちが出ています。
 いつでも、子どもたちは楽しい学校生活を望んでいます。学校はその期待に応え、豊かな学びを保障できるよう努力します。

学びに向かう力を育む③~文化活動

 決められた授業時数を実施すると同時に、行事にもねらいがあり、豊かな心を育んでいます。

 東小の特色ある教育活動として、文化活動が位置付いています。行進曲「東小マーチ」、合唱曲「広い大地の中で」、「南中ソーラン」とオリジナルソーラン「継海」、準備運動の「東小体操」、伝統的に受け継がれてきた文化です。仲間と共に創り上げる取組が豊かな経験となります。仲間との絆、学年の枠を超えたつながり、また、地域や家庭に発信することで、認められ自信をもちます。学校と地域をつなぐ体験活動です。発表の場として、学校行事では、全校的な集会、運動会や学芸会など、地域にはサマフェスや南中ソーラン祭などで東小のがんばりを伝えています。

 
 社会や人とつながる大切な教育活動です。コロナウイルスの対応で、密になる活動として当面は見合わせていますが、制限がある中でどのように活動していくか、知恵と工夫により、この文化を継承していきたいと考えています。

学びに向かう力を育む②

 今年度の年間授業時数を確保しなければなりません。休業期間があったため、どの学校でも年間計画の見直しを進めています。夏休みの削減と併せて、二学期以降についての手立て(状況に合わせて)は、5時間の日・6時間の日を増やすこと、冬休みを減らすこと、土曜日に授業を行うことが考えられます。東小でもある程度想定しています。また、効率化や精選も必要です。しかし、子どもに過度な負担とならないよう配慮することも重要であり、今後じっくりと検討していきます。何よりも子どもに必要な資質・能力を育むための計画であり、重点化を図りながら令和2年度の教育活動を計画していきます。

学びに向かう力を育む①

 落ち着いて学習に向かう姿が見られます。友達と共に過ごす楽しそうな姿が見られます。やはりみんな一緒がいいですね。

 休校期間の授業時数の確保に関わり、今年度の予定を大きく変更します。当面一学期は、市内小中学校すべてで7月31日までとなりました。夏休みの短縮です。この二ヶ月間はじっくりと学習に取り組むことになります。

 この間、運動会や一年生を迎える会などの行事は、密を避けるため中止となりました。子どもにとって楽しい行事、仲間との交流を図る行事を行うことができず残念です。特に運動会は、新学期のスタートから、学級集団の力を高め、仲間との信頼関係の土台を創る節目となる行事です。
 子どもたちにとっても特別な一年間なのでしょう。できることを見つけながら、一つでも楽しい思い出をつくっていきたいものです。